育犬物語.2 / 夜泣きはツライよ

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運命的(?)な出会いをして、ひな邸にやって来たしんのすけ。
長い車の移動にも平気な様で、新しいお家を物珍しそうにウロウロしています。
少しオドオドしながら辺りの匂いを嗅いで、目があうと嬉しそうにシッポを振って・・・
「可愛いねぇ、まだ子供だから小さいし、おとなしい犬だねぇ(^^)」
と、ひな は大喜び。
「2週間位はサークルの中で生活させて下さい。」
とペットショップの店員さんに言われたので、とりあえずゲージの中へしんのすけを入れて
初日は過ぎていきました。その後2、3日はしんのすけもゲージの中で良い子に生活
してくれたのですが、第1の試練は4日目に訪れたのでした・・・

朝方、午前4時くらいでしょうか、クゥーンクゥーン としんのすけの鳴き声が聞こえます。
「これが噂に聞く夜泣きかぁ」と気になりながらも無視してもう一度眠る事にしました。
ここで傍にに行くとクセになるから・・・・(寝室としんのすけの寝床は別の部屋)
その日はそれで済んだのだけれど、次の日その次の日と、しんのすけの鳴き声は大きく
なっていくのでした。寂しいのか、お腹がすいているのか、それともゲージが嫌で
鳴いているのか?理由は何であれ、近所迷惑になっているかもしれないし、あぁ〜困った!!
ゲージから出してあげたいけれど、トイレトレーニングを始めたばかりだし、
夜中に野放しにするのはとっても不安(^^;
悩みに悩んだ末、結局ゲージから出して生活させる事を決意したのです。
新しい家にやってきて1週間目、しんのすけは小さな自由を手に入れたのでした。

家の中の自由を手に入れた しんのすけ、ストーブの前を陣取って
毎日悠々と暮らしている様子です。
サークルから出してあげた夜から、離れて寝ていても夜泣きをする事は
無くなりました。(トイレの失敗はまだまだ多いけど(^^; )
「これでゆっくり眠れる〜♪」と思っていたのもつかの間、次の試練がやってきたのは
それから数日後の事でした・・・・
 
 

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